小型EVトラック(でんきトラック)導入しました!
2024年6月14日
EVトラック(でんきトラック)導入にあたって
世界中で脱炭素(カーボンニュートラル)に向けて様々な形でEV自動車の開発が進んでいる中で、EVトラックは車両価格やコストの面も含め2022年9月時点で世界でも450台ほどしか導入されていない現状があります。
日本国内でも導入業者はまだまだ大手宅配業者が主な状況ですが、株式会社あかうみでは環境や未来へ向けて経営理念でもある、互いの幸せな人生を目指し共に成長し続ける為、成田ディーラーでの一般販売は第1号となるEVトラックの導入に至りました。
導入企業が感じるEVトラックのメリット・デメリットは?
EVトラックを導入して感じる実際のところをメリットだけでなくデメリットを含めリスト化してみましたので導入などの参考にしてみてください。
使用者目線メリット
- 静粛性は抜群
- 運転しやすい 初めて乗ると感動すら覚えます(また乗ってみたいと言われる)
- 通常、給油の場合は付き添っている必要がありますが、充電はソケットを差し込むだけで済みます。
- 燃料やオイルなど油脂関係の漏れが無い (冷却水・オイル量の点検不要)
- オイル交換が必要無い
- 話題性がある
配送時に排ガスを出さない環境性能や、現時点での話題性が大きなメリットとして挙げられます。また、内燃機関特有の故障や点検が不要である点も、EV技術の進化に伴い、より一層の利点となっていくでしょう。
整備や業務に繋がるメリットは導入して体感として実感できる点ではないかと思います。
静粛性が抜群な点もBtoCのラストワンマイルの配送には今後EVトラックやEV軽自動車が主流となっていく要因の一つと感じます。そもそもディーゼルエンジントラック自体が普通自動車よりもエンジン音がかなり大きい為、その静粛性はドライバーの誰もが驚きます。
そして上記の様なメリットがありながら450台ほどしか導入されていない現状には当然それに繋がっているデメリットもあります。
使用者目線デメリット
- 車両が高額
- 充電設備費用がかかる
- 航続距離の制限があり電池切れが怖い
- 扱いにデリケートな部分がある(ON/OFF・牽引ができないなど)
- 停電時のリスクヘッジが必要
デメリットというよりはEVトラックの導入が進まない大きな要因が車両が高額で充電設備費用がかかるといったコストの面が一番に挙げられます。
充電設備などEV自動車やEVトラックに関する環境整備もまだ完全ではない為、電池切れ(電欠)のリスクはディーゼルトラックよりもはるかにリスクになります。(※バッテリー交換可能なバッテリー交換式の実証実験が開始された為、交換可能がスタンダードとなれば将来的には解消される可能性も高いですね!2025年1月追記)
ディーゼルトラックの故障やガス欠の際には可能な牽引ができないなど、EVトラック特有の扱いも必要となります。
当然災害やトラブルなどにより停電が発生した場合は、充電そのものが出来なくなってしまいます。
デメリットの部分はEV自動車もシェアがまだ一部となっている為、ガソリン車やディーゼル車と比率が同じレベルまでシェアが増えた場合は解消される部分も大きいかもしれません。
株式会社あかうみでは
株式会社あかうみではこのような環境負荷に対する取り組みの他、様々な認証を受け事業を行っております。
貨物サービス、旅客サービス、倉庫サービスの他、様々な運輸サービスの幅の広さを活用し、お客様の発展と地域活性のために挑戦し続けています。
是非お気軽にお問い合わせください!